【梅雨のむくみ・だるさに注意】湿気が引き起こす不調と、体を整える漢方の知恵
2025.06.04
こんにちは。福井市のなつめ薬局 管理薬剤師・千知岩(ちぢいわ)です。
梅雨に入ると、「なんとなくだるい」「足がむくむ」「朝がつらい」といった不調を感じる方が増えてきます。
これらは、湿気による体内の「水の滞り(湿邪)」が原因かもしれません。
■ 梅雨は“体に湿がたまりやすい”季節です
梅雨時期は、空気中の湿度が上がるだけでなく、体の中にも湿気がたまりやすくなります。
この「湿(しつ)」は、体の巡りを悪くし、以下のような症状を引き起こします。
- 足や顔のむくみ
- 体の重だるさ、疲れやすさ
- 頭がボーッとする
- 食欲不振、胃のもたれ
特に、もともと冷えやすい・胃腸が弱い体質の方は影響を受けやすくなります。
■ ご相談例:夕方になると足のむくみが…
最近、福井市内にお住まいの30代女性の方から、こんなご相談をいただきました。
「仕事で長時間立ちっぱなしなのですが、梅雨の時期になると足がすごくむくんで、夕方には靴がきつくなるんです…」
この方には、体内の余分な水分をスムーズに巡らせ、体のバランスを整えるような漢方薬をご提案。
生活習慣のアドバイスとあわせてお伝えしたところ、「数日でずいぶん楽になりました」とのお声をいただきました。
※お薬の内容や効果には個人差があります。必ず一人ひとりに合わせた処方が必要です。
■ 漢方のアプローチは「巡らせて、出す」
漢方薬では、こうした“水の滞り”に対して、体の中の流れを整え、余分なものを外に出すという考え方でアプローチします。
また、気や血の巡りを改善することで、体を軽く、スッキリとした状態へ導いていきます。
大切なのは、「誰にでも同じ漢方薬」ではなく、その人の体質やライフスタイルに合った組み合わせを見つけること。
だからこそ、丁寧なカウンセリングが欠かせません。
■ まとめ|湿気による体のSOS、早めに気づいて
「なんとなく体が重い」「最近、疲れが取れにくい」
それは、体が“湿気による負担”を知らせてくれているサインかもしれません。
なつめ薬局(福井市)は、お一人おひとりの体質と生活リズムに合わせた漢方薬のご提案を行っています。
病院に行くほどでもないけれど気になる不調がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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