漢方薬について

月経前症候群(PMS)、不育症、更年期障害、冷え性、手足の痺れや痛み、後鼻漏(こうびろう)、耳鳴り、慢性疲労、長引く下痢や便秘などに対して、一人一人の体質に合った漢方治療や養生法をご提案させて頂きますので、一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください(漢方相談をご希望の方は、電話予約をお願いします)。

漢方薬は自然からの贈り物

何千年もかけて、どんな効果が得られるか、また有害な事象がないかなどを考えた「自然の恵みを利用した薬」です。したがって、一般的な医薬品に比べ、副作用も少なく、依存性も無いないため、小児、妊婦、お年寄りでも安心して服用できます。

漢方薬、民間薬、サプリメントの違い

漢方薬は、東洋医学の漢方理論に基づいて生薬を組み合わせた医薬品で、主に医療現場で使われています。
民間薬はドクダミ、ゲンノショウコ、ハブ茶など、その土地に古くから伝わる健康増進を目的とした生活の知恵です。サプリメントは、ビタミンやミネラルなど日常で不足しやすい栄養成分が錠剤やカプセルなどの形になった食品です。

西洋薬と漢方薬

西洋薬は、一つの有効成分が一つの症状や病気に対して効果を発揮します。
それに対して、漢方薬は、一つの漢方薬に複数の有効成分が含まれているため、複数の病気が改善することがあります。
言い換えれば、西洋薬で症状を抑え、漢方薬で不調の原因を治すことがきます。
たとえば、痛みどめの薬は痛みを抑えてくれますが、効果が切れるとまた痛み出します。それに対し、漢方薬は痛みの原因となる冷え、虚弱体質、イライラなどを治すことで痛みの再発を改善します。

あなたの体質に合った漢方薬がみつかる

同じ病気でも、その人の体質、発症してからの経過日数、症状によって用いられる漢方薬は異なります。
たとえば、風邪の漢方薬といえば、葛根湯、麻黄湯、桂枝湯、柴胡桂枝湯など10種類以上の漢方薬があります。
この中から、あなたの体質や病気の状態に合った漢方薬をお選びします。