夏の紫外線ダメージから肌を守る|初秋の美肌ケア


2025.09.01

【結論】

夏に浴びた紫外線は、秋になってから肌トラブルとして現れます。

乾燥・くすみ・シミなどの変化を「老化の始まり」と思うかもしれませんが、実は夏のダメージが影響していることも多いのです。


今から肌をいたわり、カラダの外側と内側の両方からケアすることで、秋から冬も健やかな肌を保つことができます。


紫外線は秋まで油断できない

「夏が終わったから、もう日焼け止めは不要」と思っていませんか?

実は9月以降も紫外線量は高く、特に肌の奥に届くUVAはシミ・しわ・たるみの原因になります。

さらに残暑による汗や冷房の影響で、肌の水分は失われやすく、乾燥・バリア機能低下を招きます。


秋に多い肌トラブル

  • 乾燥・粉吹き…空気の湿度低下と紫外線ダメージの蓄積

  • シミ・くすみ…メラニン生成が夏から続いている

  • 肌荒れ…冷房や紫外線で角層が薄くなり刺激に弱くなる

これらは季節の変わり目”の肌不調として、毎年多くの方に見られます。


漢方の視点で考える秋の美肌ケア

漢方では「肌肉は胃腸の支配下」にあると言われ、必要な栄養をしっかり摂って、血の巡りが良く、潤いが十分な状態で肌は健やかに保たれると考えます。

夏の紫外線や暑さは「血(けつ)」や「津液(しんえき:体の潤い)」を消耗しやすく、秋にはこれが不足して肌が乾燥・くすみやすくなります。

漢方的アプローチでは、

  • 血を養う(補血)…巡りを良くし、肌色を明るく保つ

  • 潤いを保つ(養陰)…肌の内側から乾燥を防ぐ

  • 気を補う(補気)…肌のバリア機能を支える

この3つをバランス良く整えることが、美肌づくりの基本です。


食材でできる“美肌養生”

日々の食事に以下の食材を取り入れると、漢方的な美肌ケアに役立ちます。

  • 血を養う:黒豆、ほうれん草、レバー、なつめ

  • 潤いを保つ:白きくらげ、れんこん、はちみつ、梨

  • 気を補う:山芋、かぼちゃ、小豆

簡単レシピ例:「れんこんと黒豆のはちみつ煮」

  1. れんこんを薄切りにして軽く下ゆで

  2. 黒豆(ゆでたもの)とれんこんを鍋に入れ、はちみつと少量のしょうゆで煮る

  3. 冷やしても温かくしても美味しい秋の美肌おやつ

外側のケアも忘れずに

  • 日中は秋でも日焼け止めを継続使用

  • 洗顔は優しく行い、保湿は早めに重ね塗り

  • エアコンの乾燥対策に加湿器やミスト化粧水を活用

まとめ|秋の美肌は「夏のダメージリセット」から

秋は“肌の曲がり角”になりやすい時期。

夏の紫外線・冷房・暑さの疲れを引きずらないよう、カラダの外側と内側の両面からケアを始めましょう。

なつめ薬局(福井市)では、体質や生活習慣に合わせた漢方相談を通して、美肌づくりをサポートしています。

肌の乾燥・くすみ・シミが気になる方も、お気軽にご相談ください。


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