季節の変わり目の風邪予防|免疫力を整える生活習慣
2025.10.06
【結論】
季節の変わり目は、朝晩の冷え込みや昼間との気温差で体調を崩しやすく、風邪をひく方が増える時期です。
風邪予防のポイントは「免疫力を整える」こと。
そのためには、生活習慣・食事・漢方的な養生法をバランスよく取り入れることが大切です。
季節の変わり目に風邪をひきやすい理由
• 気温差の影響:朝晩の冷え込みで体温が下がり、抵抗力が低下する
• 乾燥:秋にかけて湿度が下がり、鼻や喉の粘膜が乾燥してウイルスに弱くなる
• 夏の疲れの蓄積:夏の暑さや冷房で消耗した体力が回復しておらず、免疫力が低下している
こうした要因が重なることで、風邪をひきやすくなります。
免疫力を高める生活習慣
1. 十分な睡眠
睡眠中に免疫細胞が活発に働きます。寝入りばなをぐっすり眠れるように、入浴や照明の工夫を行いましょう。
2. 体を温める
首・足首・お腹を冷やさないことが大切です。薄手の羽織物や腹巻きなどで冷えを防ぎましょう。
3. 適度な運動
ウォーキングやストレッチで血流を良くすることが免疫力向上につながります。
4. 規則正しい生活リズム
朝は同じ時間に起きて朝日を浴び、夜は早めに消灯することで体内時計が整い、免疫機能も安定します。
食材でできる免疫サポート
食事も免疫力を整える大切な要素です。
• 気を補う食材:山芋、かぼちゃ、小豆
• 血を養う食材:黒豆、ほうれん草、なつめ
• 潤いを与える食材:梨、白きくらげ、れんこん
これらを日々の食卓に取り入れると、風邪予防に役立ちます。
漢方の視点で考える風邪予防
漢方では、「気」が体を守るバリア(防衛力)と考えられています。
気の不足は免疫力の低下につながり、風邪をひきやすくなります。
• 気を補う:体の元気を充実させる
• 潤いを守る:喉や鼻の粘膜を保護する
• 血の巡りを整える:栄養を全身に届けて免疫機能を高める
この3つを整えることが、季節の変わり目を元気に過ごす秘訣です。
まとめ|風邪予防は「免疫力の底上げ」から
季節の変わり目に風邪を防ぐには、ただマスクやうがいをするだけでなく、生活習慣・食事・漢方的アプローチを合わせて実践することが大切です。
なつめ薬局(福井市)では、体質やライフスタイルに合わせた漢方相談を通じて、皆さまの健康をサポートしています。
「最近風邪をひきやすい」「疲れやすい」と感じる方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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