PMSの症状が人によって違う理由 ― 漢方で考える“体質別PMS”という視点 ―


2026.03.09

こんにちは。

福井市にある なつめ薬局 管理薬剤師の千知岩(ちぢいわ)です。

PMS(月経前症候群)について、こんな疑問を感じたことはありませんか?

  • 同じPMSなのに、友人とは症状が全然違う

  • イライラが強い月もあれば、だるさが前に出る月もある

  • 病院の薬が「合う時」と「合わない時」がある

実はPMSは、誰にでも同じ形で起こる不調ではありません。



漢方では、PMSを「体質の違いが表れやすい時期」と考えます。


PMSは「ホルモン」だけの問題ではありません


PMSはホルモン変動が関係していることは確かですが、
それだけで説明できないケースも多くあります。

同じように生活していても、

  • 強くイライラする人

  • むくみや眠気が前に出る人

  • 気分が落ち込みやすい人

と、症状はさまざまです。

漢方では、これは「もともとの体質 × 生活の影響」による違いだと考えます。


漢方で見る「PMSの体質タイプ」

ここでは代表的な考え方を、わかりやすくご紹介します。

① 気の巡りが滞りやすいタイプ

  • イライラしやすい

  • 怒りっぽくなる

  • 胸やお腹が張る感じがある

ストレスの影響を受けやすく、生理前になると一気に不調が表に出やすい傾向があります。

② 血の巡りが不足しやすいタイプ

  • 頭痛が出やすい

  • 気分が落ち込みやすい

  • 生理痛が重い

冷えや睡眠不足が続くと、症状が悪化しやすいのが特徴です。

③ 水分代謝が乱れやすいタイプ

  • むくみやすい

  • 体が重だるい

  • 眠気が強い

天候や気圧の影響を受けやすく、「なんとなく調子が悪い」と感じやすい方に多く見られます。

※実際には、これらが重なっている方がほとんどです。


「同じ漢方が合わない理由」


「友人には効いた漢方が、自分には合わなかった」
こうしたご相談も少なくありません。

これは、その漢方が悪いのではなく、体質に合っていなかった可能性が高いです。

漢方は

「PMSという病名」ではなく「今の体の状態」を見て選ぶもの。

そのため、体質を無視して選ぶと、効果を感じにくくなることがあります。


PMSは「毎月の不調」ではなく「整えどき」

生理前は、体のバランスが崩れやすい時期。

だからこそ、

  • 巡り

  • 冷え

  • 睡眠

  • ストレス

といった問題が、はっきり表に出ます。

漢方・養生の視点では、PMSは「我慢するもの」ではなく体からのサインと考えます。


なつめ薬局でできること


なつめ薬局では、

  • 症状の出方

  • 毎月のリズム

  • 生活習慣や体調の変化

を丁寧に伺いながら、その方の体質に合わせた漢方・養生のご提案を行っています。

  • 毎月同じ時期に不調が出る

  • PMSかどうかはっきりしない

  • 薬を増やすことに抵抗がある

そんな段階のご相談も大歓迎です。

「PMSだから仕方ない」と思わず、今の体の状態を一度、整理してみませんか?


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