女性に多い冷え性の原因と改善法―漢方で根本から温まる体へ


2024.11.05

こんにちは。

なつめ薬局薬剤師(国際中医専門員)の千知岩です。

11月に入りより寒さを感じる日が増えてきましたね。皆さん、体調など崩されていませんか?

 

さて、今日は多くの女性が悩んでいる「冷え性」についてお話ししたいと思います。

冷え性の原因、改善方法について、データも交えながらご紹介いたします。

冷えに悩んでいる皆さんは、以下の対策を参考にしていただけると嬉しいです。

 

女性に多い「冷え性」その実態

冷え性は女性に多く、20~40代の女性の約80%が「冷えを感じやすい」と答えているそうです。

特に、冷えを感じる部位は次の通りです。

足先
冷えを感じる人が最も多い部位で、85%が「一番冷える」と答えています。

靴下や厚めの靴を履いても、足先の冷たさが続くことはありませんか?

手先
約60%の方が「手先の冷え」を感じています。

冷たい手でスマホやキーボードを操作するのが辛いという声もよく耳にします。

また、年齢とともに冷え性を訴える方が増えていく傾向にありますが、最近では20~30代の若い世代にも冷え性が増えているようです。

季節や体質に関係なく、全世代の女性共通の悩みとして認識されてきています。

 

冷え性改善のための生活習慣

では、冷え性を少しでも和らげるために日々できるポイントをいくつかご紹介します。

 

体を外から温める

寒いときには厚着をするだけでなく、首、手首、足首をしっかり温めることが効果的です。

「三首」を意識して温めると、体の中心部も温まりやすくなります。とくに足首を温めることが大切だと言われていいます。

 

体を内から温める食生活

体を中から温めるためには、温かい飲み物体を温める効果のある食材を摂取することが大切です。

根菜類(人参、ゴボウなど)は、体を温める効果があると言われています。

生姜の摂取も効果的ですが、生で摂取する場合、体質によっては逆効果となる場合もあります。

加熱した生姜を摂取するよう意識してみることをお勧めします。

例えば、「生姜湯」や「シナモンティー」などもおすすめです。

適度な運動

軽いストレッチやウォーキングなどの運動は血行を促進し、体温を上げるサポートをしてくれます。

特に朝の運動は、体が活発に働き始めるため、冷え性対策として有効だと思います。

 

漢方を用いた根本的な冷え性対策

冷え性を根本から改善するためには、体質に合わせた漢方も有効です。

冷えのタイプは個人差もあり、「血行不良」や「体の熱を作りにくい体質」など、さまざまな原因があります。

なつめ薬局では、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりの体質に合わせた漢方を提案しています。

ただ、冷え性というものは、劇的に改善するようなことはありません。

生活習慣などにも配慮しながら、冷えを和らげて上手に付き合っていくことが大切です。

漢方薬をつかって、体質改善を進めていくことでより過ごしやすくなってくると思います。

 

なつめ薬局からのご案内

冷え性の改善には、その方の体質にあった漢方薬を選ぶことが近道です。

ご自身の判断で選ぶのではなく、漢方薬専門の薬剤師や医師に相談されることをお勧めします。

少しでも迷っている場合は、当薬局までご相談ください。

※事前予約制 / 漢方薬代の目安1カ月5,000円~

 

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※上記ブログ内のデータ参考先情報

○セプテム総研調査調べ2024年
https://septem-so.com/questionnaire20240809/

○サーモス株式会社調べ 2023年
https://prtimes.jp/main/html/
rd/p/000000157.000053758.html